おもちゃのリモコンには見向きもしないのに、テレビの本物のリモコンばかり触りたがる。わが家の息子(生後10ヶ月)が今まさにこれで、「危なくない本物を1個渡したほうがいいのかな?」と夫婦で迷いました。この記事は、その疑問を調べて整理したものです。結論だけ先に書くと、本物のリモコンを赤ちゃん専用にするのはおすすめしません。理由は電池です。

結論:本物は渡さない。「本物そっくり」で代用する
調べた結果、わが家の方針はこうなりました。
- 電池が入った本物のリモコンは渡さない(ボタン電池でなくても、フタや部品の脱落リスクが残る)
- まず使っていない古いリモコンの電池を抜き、フタをテープで固定して短時間だけ渡し、反応を見る
- 夢中になるようなら、本物そっくりに作られた乳幼児用リモコンに置き換える
本物のリモコンが危ない理由は「電池」
国民生活センターは、子どものボタン電池の誤飲について繰り返し注意喚起をしています。飲み込むと放電で発生するアルカリによって短時間で消化管が損傷するおそれがあり、事故は0〜2歳児に集中しています。実際に、生後11ヶ月の子がネジ留めされていない電池フタを開けてボタン電池を誤飲した事故例も公表されています。
「うちのテレビのリモコンは単4だから平気では?」とも考えましたが、家庭用リモコンの電池フタはツメで留まっているだけのものが多く、投げたりかじったりする前提では作られていません。電池を抜いても、フタや外れた部品そのものが口に入るサイズになることがあります。
そもそも、なぜ「本物」ばかり欲しがるのか
生後8〜12ヶ月ごろは、押す・振る・落とすなどして「これをすると何が起きるか」を確かめる時期とされています。加えて、大人の行動をまねしはじめる時期でもあります。つまり「リモコンという形が好き」というより、親がいつも大事そうに触っていて、押すとテレビが変わる物だから触りたい可能性が高そうです。
ここが分かると選び方が変わります。おもちゃっぽいリモコンに興味を示さなかったのは、リモコン型がだめなのではなく「偽物だと見抜かれていた」だけかもしれません。実は玩具メーカー側もこの悩みを知っていて、「本物そっくり」を明確にうたう商品が出ています。
代わりの候補を3つ比較
| めちゃ押し リモコン | やりたい放題 プレミアム | やりたい放題 カスタム | |
|---|---|---|---|
| 本物っぽさ | ◎ | ○ | ○ |
| 電池 | 単4×2 | 単3×3 | 不使用 |
| 電池フタ | ネジ式 | — | 電池なし |
| 遊びの幅 | リモコン特化 | 12種類 | 組み替え式 |
| 価格目安 | 約2,100円 | 約4,500円 | 約2,500円 |
| 合う家庭 | 本物派の子 | 何でも触る子 | 安全最重視 |
選定基準は3つ。①本物志向の子でも満足しやすいか、②電池まわりの安全性(ボタン電池を使わない・フタがネジ留め)、③価格。この3軸で候補を絞りました。
1. ピープル めちゃ押しリモコン
約2,100〜2,400円
2026年4月発売・レビューはまだ少なめ
- 特徴「おもちゃだと偽物だとバレる」という親の声を想定した本物そっくり路線。40種類以上の音・感触の違う5種のボタン
- 安全面単4電池×2(ボタン電池不使用)・電池フタはネジ式
- 向いているまさに「本物しか触らない」タイプの子(対象6ヶ月〜)
- 確認点音量が大きめという声。発売から日が浅くレビュー件数は少ない(2026年8月確認)
2. ピープル いたずら1歳やりたい放題 プレミアム
約4,500〜5,600円
616件 ★4.37(楽天・2026年8月確認)
- 特徴リモコンだけでなくコンセント・蛇口・ティッシュなど「親が触っている物」を12種類まとめて再現
- 向いているリモコンに限らず、大人の持ち物なら何でも触りたがる子(対象8ヶ月〜)
- 向いていない置き場所を取りたくない家庭・予算2,000円台の家庭
- 確認点子によっては早く飽きたという声も。レビュー件数は販売ページ累計
3. ピープル いたずら1歳やりたい放題 カスタム
約2,500〜3,200円
- 特徴いたずらユニットを組み替えられる持ち運び型。電池を一切使わない
- 向いている電池まわりの心配をゼロにしたい家庭・外出先にも持って行きたい家庭(対象6ヶ月〜)
- 向いていない音が鳴るおもちゃに反応するタイプの子(電子音なし)
- 確認点遊び方によって一部ユニットが外れやすいという声
※ 各商品の口コミは、公開レビューの低評価・中評価を中心に、繰り返し見られる声を整理したものです(レビュー本文の引用ではありません)。価格は2026年8月確認時点の目安です。
買わずにできる確認方法
いきなり買う前に、家で1つ試せることがあります。使っていない古いリモコンの電池を全部抜き、電池フタをテープでしっかり固定して、親が見ている短時間だけ渡してみる方法です。
- それで夢中になる → 「リアルさ」が決め手。めちゃ押しリモコンのような本物そっくり系が合いそう
- すぐ本物のほうへ戻る → 興味の正体は「親が使っている物」。やりたい放題系で興味を分散させるほうが合いそう
⚠ 電池を抜いた本物を渡す場合も「専用のおもちゃ」にはしないでください。かじる・投げる前提の安全設計ではないため、部品の緩みや割れがないか毎回確認し、目を離すときは片付けるのが前提です。
おもちゃ全般の選び方は室内遊びおもちゃの記事で月齢ごとの傾向を整理しています。この時期はつかまり立ちでコンセントにも手が伸びるので、リモコンと同じ「大人の物」対策としてコンセントカバーの使い分けの記事も先に確認しておくと安心です。
わが家はこう決めた
まず古いリモコンの電池抜きで反応を確認しつつ、本命として「めちゃ押しリモコン」を1個試す予定です。2,000円台で、単4電池+ネジ式フタという安心材料があり、「本物しか興味がない」というわが家の状況にいちばん合っていました。実際に使ったら、この記事に息子の反応を追記します。
本記事は、メーカー公式情報・販売ページの仕様・公開レビューの傾向をもとに編集しています。現時点では購入前の比較検討記事であり、実使用の感想は購入後に追記予定です。
よくある質問
- Q. 電池を抜けば本物のリモコンでも安全?
- 電池の誤飲リスクは消えますが、フタ・ボタン・赤外線窓などの部品が外れて口に入るリスクは残ります。渡すなら短時間・目の届く範囲で、部品の緩みを毎回確認してください。
- Q. 単3・単4電池ならボタン電池より安全?
- 誤飲しにくいサイズという意味ではリスクは下がりますが、液漏れや発熱の心配は残ります。乳幼児が触る物は「ネジ留めフタ+玩具安全基準(STマーク等)」を目安に選ぶのが確実です。
- Q. リモコン型のおもちゃはいつまで使える?
- 押すと反応がある遊びは1歳前後まで、その後は「ボタンを狙って押す」「まねっこ遊び」へ発展します。対象月齢の上限より、子どもの興味が別の実物(スマホ・鍵など)に移った時が替え時です。





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